北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


さらば北海道&東北上陸

10月3日(火)

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 行程  知内町⇒函館⇒青森⇒田沢湖町
 温泉  水沢温泉
 キャンプ場  田沢湖高原の駐車場


日記


函館発朝7時半のフェリーを昨日予約した。昨日の晩の寝る前に天気予報を見たところ、東北の天気はしばらくパッとしない。函館は水、木と晴れの予報なので、船をキャンセルしてあと3日くらい北海道に居座ろうかとも考えていた。朝起きてまた天気予報を見てみると、水曜日はなんとか晴れそう。木曜日はビミョウな感じ。ダラダラ北海道に居ても仕方ないし、東北に渡ろう。天気はその時になってみないとわからないだろう。

フェリーはガラガラだった。なのに東日本フェリーだけで、1日9便も運行している。たまたま空いてる時間なのかなあ・・・?乗る人間にとっては空いてるほうがありがたい。雑魚寝部屋も一人当たり6畳くらいの持分がある。あまりにもガランとしていて、落ち着かないくらいだった。北海道に対しての未練、きのうは全くなかったけど、今日はどうか・・・。今日もまったくなかった。これは何ゆえに・・・?北海道はもう満腹、ということにしておくか。

11時半に青森上陸。まずは“あさ利”へ。“あさ利”とは青森のラーメン屋。おとどしのゴールデンウィークに八甲田に来た時に、偶然入ったラーメン屋。ここはテレビとかでも紹介されている店らしく、ねぎラーメンが絶品。北海道を離れて青森に渡ったら絶対に食ってやろうと思っていた。辛いのが苦手だが、ここのはおいしい。一人だけ汗をダーダーかきながら食べていた。お味の方は、T世さん曰く、前回のほうが美味しかったとか・・・。

明日は秋田駒ケ岳に登る予定にしている。青森市内から八甲田、十和田湖、玉川温泉経由で田沢湖へ。八甲田では1000mくらいのところで既に見頃直前だった。玉川温泉あたりでも、1000m近いところは身頃間近。明日の秋田駒、1週間くらい前に確認したところ、山頂はすでに見頃とのこと。山頂はもう終わりかけなんだろうが、せめて八合目あたりが見頃であって欲しいところだ。

今日から東北に移ったわけだが、ここで大きく環境が変わるのがキャンプ場。北海道のキャンプ場はどこの町にいっても充実していて、キャンプ場のガイドブックも何冊もあるくらいだ。それに引き換え、本州のキャンプ場はオートキャンプ場が主で、料金がメチャ高なのだ。北海道のように旅をして回る人が少ないからだろうが。一応東北版のキャンプ場ガイドは手に入れたが、中身がイマイチ。良いキャンプ場をみつけて、そこをベースに色々回れたらベストなのだが。ベースを作ってテントを張りっぱなしにしておくと、なにかと楽。夜遅くなっても心配ない。暗くなってからその日の泊まり場を探すのは、なかなかいやなもんだ。あと、毎回つけはずししている自転車も、定着だとキャンプ場に置きっぱなしにしておけるメリットがある。

とりあえず今日のところは時間がないので、秋田駒のふもとの田沢湖高原の公共っぽい駐車場で泊まることにした。そうそう、本州の場合は登山口前夜泊がしやすいのがメリットかな。北海道の場合は熊や水に気を遣わないといけないので、登山口泊はほとんどしなかった。

昼間は雲が多かった東北の脊椎山脈だが、暗くなって雲が取れてきた。今は月に照らされて、秋田駒もクッキリと見えている。実は秋田駒は登るのが初めてなのはもちろんのこと、ふもとから見たこともない。明日が楽しみだ。

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