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北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


平山&比麻良山

平山は大雪山、比麻良山はニセイカの好展望台!

7月28日(金)

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 行程  白滝村登山口⇒平山⇒比麻良山⇒登山口
 温泉  白滝村 白滝グランドホテル
 キャンプ場  キトウシ森林公園家族旅行村キャンプ場


今日の一枚

比麻良山手前ピークから平山方面へと続く山並み


日記



きのう、おとといと大雪山。晴れの天気は今日も続きそう。疲れはあったが山に行こう!とはいっても疲れは残っていたので、半日コースの平山へ。きのう歩いたコースを平山から眺めるのも悪くないだろう。


コースタイム 登山口(8:05)⇒ライオン岩(9:25〜35)⇒武華山(10:05〜10:35)⇒前ムカ(11:00)⇒登山口(12:00)


愛別からタダの高速を使ったりして白滝村へ。途中から見える大雪山には全く雲はなし。ただ、ニセイカには山頂にちょこっと雲があった。平山はとなりの山なので少し心配。これ以上成長しないでほしいものだ。

登山口にはすでに3台止まっていた。平日というのに。もしや人気の山か・・・?谷沿いの平凡な道を登り始めるが、滝があったりして多少変化はある。1時間ほどで第1雪渓。木の緑と青い空、残雪の白がマッチしている。流れの脇が広くなっていて絶好の休憩ポイント。

第一雪渓
稜線間近

第1雪渓からは木が低くなり、いい感じの雰囲気に。さらに登ると第2雪渓。だんだんと比麻良山への稜線が見えてくると、道の傾斜が緩み始め稜線に出る。稜線に出るとインパクトの強い景観が・・・。平山から比麻良山にかけてのだだっ広い尾根。その向こうにはきのう歩いた大雪山が。ニセイカも近い。稜線に出て向こう側の景色にはいつも期待が高いが、ここの稜線に出た時の衝撃は大きかった。期待以上だったという感じ。

稜線に出るとこの景色(大雪山)
稜線に出るとこの景色(ニセイカ)
稜線に出て左に行くと平山山頂で右は比麻良山。この分岐で満腹に近かったが、とりあえず平山山頂へ向かう。シオガマがたくさん咲いていた。ここのシオガマは紫が濃く、赤紫に近い感じ。分岐は高山植物しか生えてなくて開けていたが、平山山頂はハイマツの海で展望はイマイチ。平らな山頂だけに、ハイマツでも展望がさえぎられてしまうのだ。

山頂からさらに南へ踏み跡が伸びていた。それをたどると平山のタラタラ尾根末端へ。ここは谷越しに大雪山を望むことができる。いいとこなので、ここで大休止。コンビニで買ってきたミニ冷やし中華を食べた。


平山南端からの大雪山
比麻良山手前ピークから平山への山並み


あとは下山というところだが、このまま帰るのはもったいない。多少雲は増えてきたが、まだまだ余裕で晴れの範囲。気持ちよさそうな比麻良山への尾根を歩きたくなった。少しだけ・・・のつもりが、もう少しもう少しと進んでいって、結局は比麻良山まで歩いてしまった。

平山手前ピークからのニセイカ
平山から比麻良山までのこのだだっ広い尾根は、距離にして約3キロ弱。歩くにつれて形が変わるニセイカの姿が面白い。ニセイカからの尾根とつながっているピークが一番景色が良かったかな。平山も比麻良山も1800mを切る高さだが、このピークはこの尾根上で唯一1800mを越えるピーク。最高峰なのに名前がないなんて・・・。

比麻良山の手前で3人組とスライド。新しくできたという道の周回コースかな。


比麻良山まで歩いたらさすがに満腹に。半日のつもりが、ゆうに半日をオーバーしてしまった。きのう、今日と大満足の2日であった。平山でかいた汗を白滝グランドホテルで流す。お風呂場がリニューアルされていて、とっても気持ちの良い温泉だった。

せっかく北見エリアに来たので、このあと阿寒のの方の山にでもと思っていたが、どうも明日は微妙な天気になりそう。なので、阿寒行きをやめてまた旭川へ。ここで天気の様子を見ながら今後の行動を決めることにした。

定番化しつつあるキトウシのキャンプ場。ここはテレビも映るしネットもつながる便利なキャンプ場。しかし、夏休みに入ったこともあって、ファミリーキャンパーが増えてき始めた。花火と騒ぐ子供は安眠妨害だ。この晩は10時になろうかというのに、となりの家族が缶蹴りをはじめやがって、えらい盛り上がって大変だった。缶蹴りなんて懐かしい遊びは昼間にやれ!



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