北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


広尾町、大樹町へ・・・

8月17日(木)

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 行程  忠類⇒広尾町&大樹町⇒忠類
 温泉  ナウマン公園 アルコ236
 キャンプ場  ナウマン公園キャンプ場


日記

夜は粒のある雨が降り、朝がたは霧雨になっていた。前線が北西の方向にしばらく居座っていて、そのおかげで南から蒸し暑い気流が流れ込んできやがる。お盆を過ぎれば夜の暑さからは開放されると思っていたのに、なかなかそうはなってくれない。早く前線が抜けてくれないことには・・・。

ナウマン公園のキャンプ場も今日で4日目。いい加減やることもなくなってきてしまった。そこで今日は忠類よりも南の大樹町へ行ってみることにした。忠類からわずか10キロのところなのに、まだ足を踏み入れてなかったのだ。何があるというわけではないが、とりあえず行ってみるべ。


★大樹町

忠類からわずか10分で都会が・・・。これが大樹町の中心部。忠類に大きなスーパーはないので、20キロほど離れた中札内まで買い物に行くことになると思っていた。なんだ・・・こんな近くにあったのか、という感じ。都会といっても忠類と比較しての話。人口6000人チョイの普通の町だ。


★広尾町

大樹町からさらに25キロ南下したところには広尾町という町がある。このあたりの中心地になっているみたいだ。そんな予備知識があったからか、広尾町は想像よりもずっと寂れた町。大樹町よりは若干大きいみたいだが・・・。

広尾町には「シーサイドパーク広尾」という観光スポットがある。水族館なんかもあるようだ。暇つぶしに寄ってみる。白馬47並みの駐車場に駐車台数ゼロ。水族館には「開館中」の札。お盆は過ぎたもののまだ夏休み中。お客さんゼロとはなんと申していいのやら・・・。タダなら入ろうと思ったが、入館料300円に逆門前払い。キャンプ場やパークゴルフ場も併設されている。キャンプ場には2家族ほどいたが、パークゴルフ場は客ゼロ。管理がされているとは思えない。グリーンがラフ状態。これでは客は来ないわな。そそくさとシーサイドパーク広尾を後にした。

暇をつぶせなかったシーサイドパーク広尾の代わりに何をしよう。襟裳岬に行ってみてもいいが、あたりは霧に包まれていて、海岸線からは何も見えない状態。わざわざガソリンまいてまで行くこともない。今日はおとなしくしてよう。帰りは大回りで晩成温泉の下見。温泉は下見できないが、キャンプ場があるのでその下見に行った。こちらも寂れ気味かな・・・。広尾よりはマシだが。海からの風が強くて、今日に限ってはキャンプできる感じではないな。


★大樹町道の駅で

いったん忠類のベースキャンプに戻り、そうめんを食べる。そのあと大樹町の道の駅へ。忠類はネット圏外だが、大樹町は通じるのである。そこでメールチェックなどにいそしむ。道の駅の中では甲子園を放映しており、ちょうど地元の駒大苫小牧戦をやっていた。勝利の瞬間には大歓声が上がった。


なんとも蒸し暑い一日だった。霧に包まれている時は少しはマシだが、薄日でも差そうもんならムンムン地獄だ。九州に台風があって、北海道に前線がある。台風から前線に向かって湿った暖かい気流が押し寄せてきている。今日はなんにもしてないので風呂はなしの日ってところだが、これではガマンできない。

キャンプ場ではいつもテントに入るのは寝る時だけ。あとは駐車場で過ごしている。その方が虫も来ないし、家財道具の乗っている車に近いので便利なのだ。だからそれほど影響は受けないのだが、となりに密接状態で張ってきたテントが気になる。玄関先50センチに張り綱を張りやがった。夜中のトイレでは引っかかるの間違いなし。スペースは十分あるんだから、勘弁してくれ!

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