北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


苦肉の策の帯広詣で

8月23日(水)

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 行程  上士幌町⇒帯広⇒トムラウシ温泉
 温泉  トムラウシ温泉 東大雪荘
 キャンプ場  トムラウシ自然休養林キャンプ場


日記

夜中から降り出した雨は、朝方になるとザーザー降りとなっていた。こういう時、トイレが遠いこのキャンプ場は不便だ。今日はトムラウシに移動しなければいけないので、テントも撤収する必要がある。こんな雨の日に限って・・・。

★帯広へ

雨は早めに小降りとなった。セイコーマートは飽きたので、今日はローソンで朝食を調達。昨日もそうだが、雨の日はみんな撤収が遅い。バイクや自転車なんかは特に雨降りは億劫だろうな。至れり尽くせりの車でさえうざったいのに。

いい加減ホント帯広には飽きた。しかし暇つぶしには帯広のお世話になるしかない。昨日借りたDVDを返して、そのあとはヤマダ電機でマッサージ。昨日の夜から背中がコリコリだったのだ。これまでフジ医療機、ファミリーとやってきたが、今日の松下電工がダントツ最高のもみ具合。宝くじがあたったら松下電工マッサージ器を買おう。

なんだかんだでもうお昼。飽きたといいつつも、町に出ればなんとか時間はつぶれる。なか卯は飽きたので、今日は吉野家。似たようなもんだが・・・。さすがに吉野家はお昼時ともなるとビジネスマンで賑わう。忙しい時などうってつけなのだろう。

★カマダ輪業

昨日ネットでチェックしておいた、カマダ輪業という自転車屋に行ってみた。パーツが豊富そうだったのでここに来たのだが、入りにくい個人商店に変わりはなく、ザット一周見ただけでおいとました。これが今日のメインのはずだったが、ものの5分とかからなかった。

さあ、これでやることがなくなった。トムラウシ温泉には早く着いても仕方がない。長崎屋に行って、靴屋に行って、スーパーで山の買出しをして、コンビニで地図をコピーしたらやっと3時。トムラウシ温泉に向かう途中、何度か十勝川を渡るが、かなりの増水ぶり。十勝川は明日から入るトムラウシが源流となっている。数日前の大雨から少しは水は減ったはずだが、今日は再び増水していた。今朝の雨は上流部では大雨だったのかもしれない。


★トムラウシ温泉

市街地から50キロ以上山奥に入ったところにあるトムラウシ温泉。大雪・十勝連峰と東大雪の間に深く切れこんだところにある。ここがトムラウシ山への最短の登山口なので、東大雪荘は登山者で賑わっている。こんな雨の日にもかかわらず、玄関先にはたくさんのザックが置かれていた。

さて、キャンプ場は短縮コース登山口のほうに少し進んでそれたところにある。明日から登るユウトムラウシ川沿いだ。まあ二昔前のキャンプ場のような感じだ。二昔前のキャンプ場を知っているわけではないが・・・。虫嫌いのT世さんにとっては過酷な環境だ。テントだけ張って温泉に入りに行った。

薄暗くなるまで温泉の駐車場で時間をつぶし、キャンプ場へ。ずっと霧雨が降っている。ユウトムラウシ川は濁りこそ少ないが、けっこう水量は多い。今も雨が降っていて、明日の朝にはどんな感じになっているのだろう・・・?しばらく雨が続いているので、山にはたっぷり水分がありそうで、一晩で平水になるのは難しいかも。明日になってのお楽しみ。

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