北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


自転車デビューは美瑛ゆでとうきびサイクリング

8月31日(木)

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 行程  東川町⇒上富良野⇒美瑛⇒東川町
 温泉  東神楽町 もりの湯
 キャンプ場  キトウシキャンプ場


日記


ユウトムラウシ川を終わって今日で3日目。ずっと天気がよくなくて、山には行けない状態。きのう、おとといは雨で、せっかく自転車を買ったのに乗れないでいた。しかし、今日は曇りベースで、降水確率も20%くらい。これなら自転車日和だ。

朝はちょっとウダウダし、9時前に行動開始。旭川にいることだし、やっぱり自転車デビューは美瑛でしょう!ここからだとちょっと遠いので、上富良野までは車に積んで持って行き、そこから自転車を漕ぐことにした。

 行動時間  9:30〜15:05
 実働時間  3時間20分
 走行距離  57.6km
 平均速度  17.2km
 最高速度  48.1km

■3度目のファーム富田へ

車に乗っていたら感じないが、上富良野から富良野方面はけっこうな下り坂。北風が吹いて追い風になっていたこともあり、ほとんど漕がなくても進んでいく。ありがたいけど帰りが怖い。


かろうじて残っている花
ラベンダーは枯れるとこのとおり


ファーム富田は今回の北海道で3回目。6月下旬は咲いているには咲いているが、まだラベンダーには早かった。7月末で見ごろの終わり頃くらい。今回は上の写真のように、無残にもまったく咲いていなかった。当たり前だが・・・。他の花も咲いてないやつが多く、最盛期を知っているだけに、むなしさを感じずにいられなかった。それでも観光客がやってくるんだから
恐るべし・・・ファーム富田。


富良野ラテールの足湯にて
ファーム富田を後にし、近くにあるスーパーセンターに立ち寄る。ここではゴム板を両面テープをかった。自転車のキャリアは背面タイプで、直にガラスに当たる部分がある。大丈夫とは思うが、万が一ガラスが割れデモしたら大変なので、当てゴムをしておこうというものだ。

隣の富良野ラテールというホテル&温泉には、駐車場に無料の足湯があり、そこでの一こまが左の写真。湯に入れたときの暖かさよりも、出てからの冷たさの方が大きかった。


■ゆでとうきびを求めて美瑛へ

今度は中富良野から北上に転じ、20キロ先にある美瑛を目指す。ケンとメリーの木の近くにある展望台の売店に、ゆでとうきび屋さんがあるのだ。別にそこでなくても、他に腐るほどあるんだけど、なぜだかそこを目指した。


かんのファームの前を通過
昼飯にゆでとうきびを食べようと思っていたが、上富良野ですでに12時。まだ20キロあるし、これは食わずにはもたない。そこで、途中のフラノーブルという土産物屋兼飯屋でカツ丼を食った。これからまた自転車に乗るので、ゆでとうきび分の胃袋は確保できるだろう。

深山峠の登りはなかなかきつかった。でも、さすがにホームセンターで買った自転車とは違い、軽いので下りて引くことなく登れた。峠を越えて、せっかくの下り坂だが、あいにくの逆風で漕がないと進まなかった。そのぶん帰りが楽しみだ。


美瑛の街中から畑地帯に向けて登って行く。さすがにこの登りは一番低いギアに入れる。最後の登りでは、マウンテンバイクの夫婦をぶっちぎった。やはり舗装路はロードバイクのもんか・・・。砂利道になったらひとたまりもないが・・・。

売店でとうもろこしを食って、少々休んだ後上富良野の自動車デポ地目指して戻る。来る時は1時間半かかった道のりだったが、帰りは1時間を切る。追い風と下りベースだとこうも違うもんか・・・。まあ、スキーに比べるとその差は少ないが・・・。車を止めていた上富良野の日の出公園に着くや否や、雨が降り出してきた。ピッタシカンカンのギリギリセーフ。あとはまた自転車を車に積んで、キャンプ場に戻る。途中、東神楽の温泉でデビュー戦の汗を流した。

それにしても日が短くなったもんだ。北海道に上陸した6月下旬は8時でも薄明るいくらいだったのに、今ではもう7時では真っ暗。これからどんどん日が短くなっていくなあ・・・。そして、どんどん寒くなっていく。いっそのこと冬までいたいなあ・・・。

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