やっぱりニペソツ山は眺める山だ。山頂で長居するよりも、天狗平のほうがずっと雰囲気がいい。山頂は30分ほどの休憩にし、天狗平で大休止することにした。下山は大中小と3つの登り返しが控えている。最初の天狗岳への登り「大」は心していたのであっさりクリア。天狗平への登り「中」は登れば休憩ということで、気分的におあずけ状態で疲れた。
天狗岳あたりよりニペソツ山
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天狗平からのニペソツ山
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天狗平ではここまで引っ張っておいたセブンイレブンの冷やしうどんを食う。登りではドラマチックな演出だったこの場所。今はうす雲は増えたものの、山は全部見えている。ただ太陽の位置がだいぶ変わって、シラーッとなってしまっているのが残念。ナキウサギの声を聴きながらの贅沢なランチタイムであった。
最後に「小」の登り返しをやっつけて、あとは下る一方の道を駆け下った。稜線は風が割りと強くて、じっとしていれば寒いくらいだった。しかし、樹林帯に入ってからは風が遮られ、日差しも遮られるが熱気ムンムン。暑い暑い・・・。
下山したら北海道の山の中というのがウソのような暑さ。帯広は33度まで上がったみたい。今日はその帯広近くの上士幌で泊まるので、考えただけでもゾッとする・・・。その前の温泉。湯も脱衣所も暑く、休憩場もなし。外は灼熱地獄。下山後のほうが汗をかいてしまった。キャンプ場に着いた時は信じれない暑さだったが、日が傾くとともに北海道を感じられるようになった。なんとかこの晩は暑さに負けずに寝ることができた。