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北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


摩周岳(カムイヌプリ)


8月8日(火)

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 行程  標茶町⇒摩周岳登山⇒別海町
 温泉  川湯温泉 川湯観光ホテル
 キャンプ場  別海ふれあいキャンプ場


日記


きのうは雄阿寒岳に登った。順番からいくと摩周岳かな。ここ5日連続で北海道も真夏日が続いている。こんな日に標高の低い山に登るもんじゃない・・・とわかっていたんだけど。

コースタイム 摩周湖第1展望台(8:10)⇒西別岳分岐(9:45〜55)⇒摩周岳(10:30〜11:10)⇒西別岳分岐(11:35)⇒駐車場(13:05)


虹別キャンプ場の開門時間は7時とちょっと遅い。普通は開門時間より早めにゲートが開くので、7時前にはゲートの前で待機していた。しかし、7時を過ぎても従業員が来ない。結局は15分遅れくらいで来たのだが、あやまるでもなく、何事もなかったようにゲートを開けて中に入っていった。ここはキャンプ場はいいのだが、管理人の姿勢に問題ありだ。

登山口から少しのところから遠く摩周岳
たおやかな尾根を歩く

登山口である摩周湖第1展望台は有料だった。前からそうだったけかな・・・?先客は何名かいるようだ。登山口の手元の温度計での温度は26度。朝8時でこの気温だ。きのうの雄阿寒岳とちがって、ここは笹と潅木の道。日差しを遮るものがないので、辛い山登りになりそうだ。しかも、行程の7キロ中、6キロ以上が緩いアップダウンの横歩き主体。縦走と思えればいいが・・・。

摩周岳山頂より  火口壁は絶壁
摩周岳山頂より摩周湖を見下ろす

道中はグレーのアブに付きまとわれ、右手ばかりを10ヶ所以上やられた。下山する頃には右手はいびつな格好になっていた。顔の高さを群れて飛ぶ小さな虫も多く、その面ではかなり不快。途中までは背の高い笹に阻まれて、摩周湖や摩周岳もろくに見ることができない。途中からはお花畑も出てきて、風通しもよくなる。

意外と花は咲いていた

今日もパン等もさもさしたものは食えないだろうと踏んでいて、コンビニの冷やしうどんとゼリーが行動食。これは大正解であった。タオルを絞ったら今日も汗がダーダーと出てくる。それを補うべく水分も無理やり補給。こんなに暑い山は本州でもなかなかないぞ・・・。


時々摩周湖が見える
摩周岳は横から見ると屏風のよう
核心は下山。摩周岳山頂から200mくらい降りたら、あとは駐車場までの7キロは緩い起伏の尾根歩き。最後が登りになるというのも堪える。幸いなことに入道雲が出てきて、行程の半分くらいは日陰になったので助かった。今日は5パーティーくらい入っていたのかな。わりと人気のある山だった。まあ、摩周湖の縁に聳える山ということで、登る動機は十分だろう。
川湯温泉で汗を流して、今日は別海に向かう。T世さんの知り合いがたまたま北海道をキャンピングカーで周遊中で、別海のキャンプ場にいるらしい。初めてのバーベキューとなったが、猛暑の中の山登りで妙な空腹になっていて、焼き肉は胃にきつかった。翌朝は二日酔いも手伝って、胃もたれがひどくて大変だった。
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