北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


さらば旭川と大雪山

9月30日(土)

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 行程  東川町⇒札幌⇒京極町
 温泉  京極温泉
 キャンプ場  京極町 スリーユーパーク


日記


20泊くらいしたのかなあ・・・?たくさんお世話になったキトウシのキャンプ場。前が最後と思っていたが、今回また2泊した。今度こそ最後だ。雨の日にひまつぶしでお世話になった旭川ともお別れ。そして、紅葉の時期は何度となく通った大雪山ともお別れだ。北海道の山はそこそこ良いと感じる山がたくさんある。しかし、何度も登りたいという山は少ない。北アルプスの方がずっと好みだ。しかし、大雪山は別格だ。こんな日本離れした山は他にはない。春夏秋冬どの季節も一級品の景色を見せてくれる。大雪山だけは毎年でも訪れたいなと思う。また、冬の大雪山も興味津々だ。

キトウシのキャンプ場の東にはキトウシ山がある。したがって日の出は遅い。露でビショビショのテントがなかなか乾かず、出発したのは9時ごろになってしまった。今日は京極町まで移動する。暑寒別岳にも登るつもりでいたが、いろいろあってパスすることに。一気にニセコまで行くことにした。

今日走る道は楽しくない。旭川から札幌まではとくに。北海道にまで来て市街地ばかりの道は走りたくない。三笠のイオンスーパーセンターのうどん屋でA野君の先輩が働いているとか・・・。行ってみたがそれらしき人物はいなかった。岩見沢ではスポーツデポに寄り道。ちょっと前から探していた薄手のジャージみたいなやつ、アウトレットで品揃え豊富。迷って迷って1時間くらいあーでもないこーでもないしてしまった。あまりチンタラしていると、京極に着くころには暗くなってしまう・・・。

旭川や帯広に比べると、札幌市にはあまり愛着がない。近くに夏に登る山がないから当然だ。でも、何度かは市内をうろついた。スープカレーを食べたり、秀岳荘に行ってみたりと。秀岳荘の白石店の品揃えには感動した。札幌ビール園にも行ったなあ。都会の持つメリットは札幌にはかなわない。でも、大きすぎる。ちょっと何かを探して買い物するには、旭川くらいの町がちょうど良いかもしれない。道も走りにくい作りをしているし、北海道にしては道も混む。また、近くに貧乏人向けのキャンプ場がないだけに、なかなか定着しづらい町だ。

札幌市内を抜けるのに時間を食い(抜け道はわからない)、流れが良くなる定山渓まで来たらすでに4時。なんとか京極には暗くなる前には着きそうだ。土曜日ということもあって、京極のキャンプ場、良い場所が取られているかも・・・。心配御無用、テントは他に1張りしかなかった。北海道の9月末はもうくそ寒いので、キャンプどころではないのかもしれない。でも、来週の体育の日3連休くらいは混むのかもしれないな。定位置をキープ!

京極のキャンプ場は開放的な芝生広場で、羊蹄山が間近に聳えるロケーションは良好。歩いて行ける距離にローソンと温泉があるのも評価が高い。よって、ここはニセコ・羊蹄エリアの定住地となっている。今日も到着後はテントを張って温泉へ。そのまま座敷で9時前までゴロゴロ。いつもは車の中で寝るまでの時間をつぶしているが、やっぱり座敷にはかなわない。温泉の閉店時間は9時。そのままテントに入って寝る時間だ。ありがたい。

明日はニセコ。北海道を離れるのも秒読み段階。今日でちょうど100日目になるのか・・・?北海道に未練がないというとウソになる。できれば、このままずっと旅していたい。でも、山はもうほぼ満腹だ。大雪山の素晴らしい紅葉と雪化粧を見ておなか一杯になった。あれを見たあとにショボイ山には登れない。普通なら満足できる山でも、もうモチベーションが上がらない。明日のニセコは紅葉どうかなあ・・・?

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