北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


羊蹄山一周ちゃりツーリング

9月9日(土)

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 行程  京極町⇒倶知安町⇒ニセコ町⇒真狩村⇒喜茂別町⇒京極町
 温泉  京極温泉 
 キャンプ場  京極スリーユーパークキャンプ場


日記


予報は晴れ。降水確率0%。今日は盛りだくさんの予定で、朝イチに尻別岳に登って羊蹄山を拝み、下山後は羊蹄山1周サイクリング。羊蹄山三昧の一日になるはずだったが、朝テントから顔を出すと曇り。羊蹄山は見えない。ときたま小雨もパラついてくる。お見事に予報がはずれた・・・。天気の様子をみながら、朝からウダウダしていた。


 行動時間  8:35〜13:50
 実働時間  3:09
 走行距離  51.1km
 平均速度  16.2km
 最高速度  46.7km


■右回りで倶知安へ

生ぬるい南風が吹いていて、南の方ほど雲が厚かった。なので、右回りで先に北の倶知安方面に行くことにした。

京極町 吹きだし公園の湧き水
出発して数百メートル。ものの数分のところに名水公園というのがあった。出鼻をくじかれるようだったが、一応立ち寄っておく。羊蹄山からの湧き水がここに湧き出しているようで、かなり大き目の公園となっていた。

観光バスでの観光客、水を汲みに来ている地元の人々。土曜日ということもあり、なかなか賑わしい。ひと通り見て回った。湧き出し口あたりはひんやりとしていた。

気を取り直して再スタート。はじめは登りベースの道だったが、ほどなく倶知安の市街地に向けて緩い下り坂となる。ホーマックに寄りたかったので、途中で右折して市街地を全部通るようにコースを取った。ホーマックではウエストバックを見たかったのだが、倶知安のホーマックは小型店で、品揃えは少なかった。買うのは断念。



今日最高の見え具合
朝起きた時はほとんど見えなかった羊蹄山。だいぶ見えるようになって出発したが、時間が経ってもなかなか全容は現さない。左の写真が自転車に乗っている時間で一番よく見えたくらい。昨日は一日中見えていたのだが・・・。

それでもこのあたりの田園風景は走っていて気持ちがよい。適度なアップダウンもマンネリ防止に一役買っている。



■ニセコの道の駅「ニセコビュープラザ」


倶知安を後にし、ニセコに向かう。真狩方面への交差点に道の駅はある。ここも土曜ということで大賑わい。採れたて野菜コーナーや、スナックコーナーは大繁盛だった。


そのなかでも特筆すべきはゆでとうもろこし1本80円。スーパーで売っている生のよりも安い。あとコロッケなんかも80円だし、プリンも150円。メロン一皿100円・・・などまど、破格の値段で販売していた。値段につられてT世さんは、とうもろこし、メロン、揚げイモ、プリンをたいらげて、満足げだった。ボクの方はコロッケの油にやられて、少々胃がもたれ気味に・・・。
とうもろこし一つ80円!



■真狩から京極

ニセコの道の駅からはいきなりの登り坂。道路地図のコピーしか持ってないので、アップダウンはよくわからない。気持ちの準備のためにも、5万分の一くらいの地形図が欲しいところだ。


真狩村 羊蹄山の湧き水
坂道を登り切ると真狩村。少し下るとここにも湧き水公園が。湧き出し量は京極の方が多かったなあ。羊蹄山は急峻な独立峰なので、上から水が地表を流れてくることは考えにくい。したがって、ほとんどが伏流して、下界近くになってから沸いてきているのだろう。そりゃあ濾過されて美味しいことだろう。

ここも水汲みにくる地元の人と観光客で賑わっていた。どれだけ汲んでいくんだ・・・てくらい、台車で車まで運ぶ人も。業者かな・・・?


雲行きが怪しくなったので、ゆっくりするのはやめて戻ることにしよう。最後のピッチはスタート地点の京極までの14キロ。前半は今日一番の登り。最後なので気合を入れて全力で漕いだ。登りが長い分、下りも長くなる。当たり前か・・・。あとはほとんど漕ぐことなく京極のベースキャンプに到着。

キャンプ場に着くも、まだ2時前。やることがない。土曜日だけあって、ファミリーの巨大テントもいくつか立っていた。久しぶりに賑やか(うるさい)になりそうだ。ずっとキャンプ場にいても間が持たないので、倶知安に出かける。目的は車のバッテリー充填とネットをすること。4時過ぎまで倶知安にいて、4時半には京極に戻った。

今日は日が傾いても涼しくなってこない。明日は下り坂。この雨が通り過ぎたら、一段と秋が深まりそうだ。紅葉もボチボチってところかな。今日はパターンを変えて、夕食後に温泉へ。この京極のキャンプ場は温泉まで歩いて3分ほどなのでできる業。風呂上りに休憩所で8時半まで粘って戻った。案の定、隣のテントがうるさくて眠れず・・・。




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