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北海道登山の旅 生日記  − 現地からダイジェストをアップしています −  


 
ウペペサンケ山 (リベンジ編)

9月26日(火)

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 行程  上士幌町⇒ウペペサンケ山⇒上士幌町
 温泉  糠平温泉 糠平館観光ホテル
 キャンプ場  上士幌町 航空公園キャンプ場


日記


ウペペサンケ山はきれいな台形をしているので、よその山から見てもすぐにそれとわかる。そして、その台形の上辺がやたらと長い。今日登った糠平コースは、約1時間チョイで稜線に立ち、そこからは展望の良い尾根歩き。開けた長〜い台形の上辺を歩けるのがこの山の魅力だが、ピストンの場合、この長〜い尾根を戻ってこなければならない。これが辛い・・・。

コースタイム 登山口(6:30)⇒1399m(7:30〜40)⇒菅野温泉コース分岐(8:40)⇒糠平富士(9:45〜55)⇒ウペペサンケ山(11:35〜11:20)⇒糠平富士(11:55)⇒菅野温泉コース分岐(12:30)⇒登山口(14:10)

羅臼岳2日連続日帰り登山を含む、現在5連続日帰り登山中。きのうは高原温泉の沼巡りをし、紅葉に酔いしれた。今日で6連続になるが、予定しているウペペサンケ山は、沼巡りに比べると見劣りするのは歴然。モチベーションは低かったが、天気予報が晴れマークオンリーなので、お休みするわけにはいかない。目的は8月21日ガスガスで何も見えなかったリベンジ。眠い目をこすり、だるい体と気持ちにムチを入れてキャンプ場を出発した。登山口には車なし。

糠平富士(左)と最高点(右)に続く僚船

糠平富士

この糠平コースは、はじめのつまらない部分が1時間で終わるのがありがたい。1時間で稜線の小ピークに立つ。目指す次のピークには西風に乗って雲がかかっている。前回もそうだった。前回はどんどん悪くなって、せっかくの稜線を視界がないまま糠平富士まで行った。今日も同じなら、行く意味がない。困ったもんだ・・・。とりあえず行ってみるしかないが・・・。笹や潅木、ハイマツが覆いかぶさった、あまり整備のされていない道を登り、次のピークへ。ガスっていたらどうしよう・・・の心配は吹っ飛んだ。雲ひとつない空に、ウネウネとウペペサンケの稜線が延びている。よしよし!なんとかリベンジできそうだ。

糠平富士直下

ニペソツ山


三角点のあるピークに登りつくと、見える景色がガラリと変わる。糠平富士からウペペサンケ最高点にかけての稜線、その右にはニペソツ山、石狩岳&音更山。左には十勝連峰が見えている。なかなかの景色。うぺぺ侮るべからずだ。紅葉はイマ2だ。植生も黄色主体で、しかも色付きが悪い。色付かないまま枯れてしまっているものが目立った。稜線のツツジなんかがまだマシだったかな。

糠平富士から先の稜線

この登り返しが疲れる

前回はガスで何も見えない中を歩いた。こんなに良い景色だったなんて想像もつかなかった。視界なしで山頂に登頂するだけでは意味なし。やっぱり晴れた日にリベンジするのは必要だ。まあ、時間があればの話だが。ただ、この長い稜線は時々見えないほうがいいなあと思うくらいだ。それは贅沢ってもんだが。

最高点より先の稜線

一番左が糠平富士(帰り)

山頂(最高点)に着くが、ニペソツが少し近づいたかな、という程度で、糠平富士と大きく景色は変わらない。お手軽に糠平富士ピストンで十分かもしれないな。こっち側からのトムラウシは形が違う。あまり見慣れない形だ。大雪山の中腹が紅葉に染まっているのもよく確認できた。然別湖や糠平湖もよく見える。

ビールを飲んで、来た道を引き返すが、これがまた長い。ウペペサンケの端っこがえらい遠くに見えている。菅野温泉あたりから、うまく周回できるコースがあれば、人気コースになるのは間違いなしだろうに。糠平富士に女の人1名。今日の入山者は合計3人かな。下山後、登山口にはマウンテンバイクが。もしかして、あの女の人。どこから来たんだろう・・・。

糠平温泉の糠平館観光ホテルで汗を流す。そして、現在の定住地である上士幌町の航空公園へ。今日で3日連続のローソンうどん。もう何回食ったかなあ・・・?安くておいしいのだ。8月はツーリングのライダーで賑わっていた航空公園も9月下旬にもなると寂しくなってきた。学生の夏休みも終わったからなあ・・・。残っているのはリタイヤした年輩の方々がほとんどだ。明日から雨予報。しばらく山はお休みか・・・?
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