日記
新潟からフェリーで小樽まで18時間。かるく半分以上は寝ていたので、あっという間だった。逆に目が覚めたら小樽だったので、北海道上陸の実感が沸かない。実感の沸かぬまま、ニセコ方面へと車を走らせる。早朝に北海道上陸なので、ニセコが楽なのである。
五色温泉
五色温泉周辺は車があふれかえっていた。山登りの人はわずかで、そのほとんどが山菜取りの人たち。消防やらパトロールやら出ていて、周辺は騒々しい限りだった。「山菜よりも命のほうが大事です・・・」などとスピーカーから大音量で流していた。
まずは足慣らしにイワオヌプリへ。イワオヌプリはニセコの中でも新しい火山のようで、木が生えていない荒涼とした山。草津白根山に似たような感じだ。高さ的にも程よい高さで、ところどころ残雪の残る山々をよい目線で見ることができた。道中で会ったのは2組5名のみ。お手軽ですばらしい山なのに何でだろう・・・?
イワオヌプリ途中からのニトヌプリ方面
イワオヌプリ山頂より目国内方面
イワオヌプリ山頂部は周回コースがあったので周回する。西の山並み、ニトヌプリやチセヌプリへと続く縦走路が見えたりで気になった。
アンヌプリ
アンヌプリの登り途中よりイワオヌプリ
イワオヌプリから降り、五色温泉の車道対岸からアンヌプリへ。ニセコアンヌプリへの登山道はやや単調な登りが続く。アンヌプリの山頂はニセコのほかの山々に比べて抜きん出て高い。そのため周りの山々が低く見えてしまって迫力不足。そのかわり、イワオヌプリからは見えなかった羊蹄山が、倶知安の街を隔ててニョキっと聳える姿を見ることができるのがアンヌプリの特権。そんなこともあってか、こちらはたくさんの登山者で賑わっていた。
アンヌプリの山頂が見えてきた
ワイスホルン
ついついスキーによい斜面を探してしまう。アンヌプリの北壁とかが有名。ちょうどワイスホルンに向かって滑る感じか。ワイスホルンもマッタリ斜面がいい感じ。
山頂にある避難小屋
アンヌプリ山頂よりチセヌプリ方面
下山後は五色温泉でひとっ風呂浴びる。そして倶知安へ買い出しに行き、再び五色温泉へ。隣接するニセコ野営場が今夜のねぐら。ここはロケーションがとってもよく、お気に入りのキャンプ場だ。
|