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北海道登山の旅2006年
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石狩岳&音更山  オマケでユニ石狩岳

7月3日(月)〜4日(火)


 行程  1日目:ユニ石狩岳登山口⇒十石峠⇒ユニ石狩岳⇒ブヨ沼手前
 2日目:ブヨ沼手前⇒音更山⇒石狩岳⇒シュナイダー登山口
 温泉  1日目:当然なし  2日目:層雲峡温泉 黒岳の湯
 キャンプ場  1日目:ブヨ沼手前  2日目:層雲峡オートキャンプ場


今日の一枚
テン場からの石狩岳


日記


コースタイム 1日目 シュナイダー登山口(7:35)⇒ユニ石狩岳登山口(8:10)⇒十石峠(11:50〜12:00)⇒ユニ石狩岳(12:30〜13:30)⇒十石峠(13:50)⇒テン場(14:40)
2日目 テン場(5:50)⇒音更山(7:25〜8:05)⇒シュナイダー分岐(8:50)⇒石狩岳(9:30〜55)⇒分岐(10:30)⇒渡渉点(12:10)⇒登山口(12:50)

■7月3日(月)  ⇒  ⇒ 


上士幌の航空公園を6時に出て、石狩岳の登山口へと向かう。今朝今のところは予報どおりに快晴!ユニ石狩岳の登山口はぬかるみになっていて、いったん車を入れてしまったら脱出不可能。シュナイダーの登山口に車を置いて、先に林道を歩いておくことにする。


シュナイダーコース登山口からの石狩岳


十国峠が近くなるとニペソツ山が見えてくる

笹に覆われた平坦な道を進む。意外と藪っぽくはなかったが、なにしろダニが多い。すぐにズボンにダニが付くので、チョコチョコとチェックしなければならない。歩き以外で疲れてしまう。傾斜が増して、十石峠が近づいてもまだダニ君が生息していた。一度裸になってチェックしたところ、へその下に半分潜りかけていたダニ君を発見。慌てて引っこ抜き、事なきを得た。


十国峠よりユニ石狩岳

十石峠にはザック一丁。ユニ石狩岳の方を見ると、2人が山頂直下あたりを登っているのが見えた。ザック1丁に2人・・・?ザックを1つにまとめて、1つは峠にデポし僕らもユニ石狩岳を目指す。山頂には単独と夫婦がいた。夫婦は北側の登山口から、単独はザックの主であった。山頂からの眺めは一級品。まだ雪のたくさん残る大雪山、明日登る音更山と石狩岳がよろしかった。北大雪も見えていたが、今のところニセイカウシュッペしかわからない。そのうち全部わかるようになるだろう。かなりゆっくりした後、山頂を後にする。


ウペペサンケ山も見えてきた(左)  右はニペソツ山


石狩岳

今日のテン場はブヨ沼の予定。名前がいやらしいが・・・。単独の人は昨日の晩音更山に泊まったようだ。行ければ行っておきたいところ。ブヨ沼手前のピークに格好のテン場が・・・。国立公園なので本当は禁止なんだろうけど、ここに張ることにした。なにしろロケーションが最高のテン場。水は往復30分かけて、ブヨ沼まで汲みに行った。


クマネシリ方面


大雪山が見えてきた


音更山


ブヨ沼の雪渓  この下に水場


夕方のニペソツ山  テン場より

ボケーッと景色を眺めているだけで時間を忘れてしまうくらいの景色。早めに着いて暇かと思ったが、取り越し苦労であった。雪渓で冷やしておいたビールを飲みながら、雲の付き方が変わるニペソツ山を眺めていた。

■7月4日(火)  ⇒  ⇒ 


朝からなんとも素晴らしい天気!早朝は熊の行動が活発になる時間ということで、鈴の他にも要所要所で笛を吹きながら歩いた。ブヨ沼からはしばらく雪渓を登り、そのあとはハイ松や潅木、笹のトンネルが続く。音更山本体の登り中盤からは完全に高山帯となって、快適な登りに変わった。


テン場から  朝日を浴びる石狩岳


日が登った石狩岳

音更山の肩に着くと、さらに奥のほうに山頂があった。久しぶりにニセものにだまされた。しかし、大雪山を見ながらの歩きは爽快!山頂に着くと、遮るものが何もない大パノラマがお迎えしてくれていた。


音更山までもう少し


ニペソツ山と後はウペペサンケ山

ユニ石狩岳では音更山と石狩岳が邪魔をして、トムラウシ方面が見えなかったが、ここは大雪山から十勝連邦まですべて見渡すことができる。とにかく雄大で、しばらく無口なままこの景色に見入ってしまった。山頂も広くて開放的。いつまででも居られる山頂だった。


音更山山頂と大雪山


音更山からの大雪山


音更山からの石狩岳

音更山からシュナイダー尾根の分岐までは、北アルプス並みの清清しい稜線歩き。分岐に荷物を置いて石狩岳へとピークハントに向かう。石狩岳本体の山腹はちょっとしたお花畑になっていた。直下まで来て振り返ると、シュナイダー分岐に続々と登ってくる人たちが・・・。20人くらいはいるだろうか。恐らくツアーだろうな。


またまたニペソツ山とウペペサンケ山


シュナイダー分岐より石狩岳

石狩岳の山頂からの景色も雄大だったが、音更山があまりにもインパクトが強かったので、もう満腹といった感じだった。山頂の居心地も音更山に劣るし・・・。団体さんが登ってくるまで待っているつもりだったが、間が持たないので下山開始。


石狩岳の南側

少し降りたところで団体さんとスライド。5分くらいは待っていたか・・・。シュナイダー尾根の下りはハイ松の根っこがうっとおしい下り。斜度もなかなか急で、もっと荷物が重かったら苦労しただろうな。下のほうに来るとまたダニが心配だったが、どうやらこちら側は少ないようだ。尾根を降りきったら沢沿いの道。飽きる前に駐車場に着いた。団体さんを乗せてきたバスが待機していた。運転手さんは暇を持て余している様子。川で足を洗ったが、浸けていられないほど冷たかった。8月に入ったら沢攻勢に入る予定だが、冷たそうだなあ・・・。


石狩岳からの大雪山


トムラウシ山と左奥は十勝連峰  石狩岳より

層雲峡へと向かい、定番の黒岳の湯で汗を流す。そして、今日の泊まり場である、層雲峡オートキャンプ場へ。オートキャンプ場といっても、張るのはフリーサイト。虫が多くて大変だった。明日も天気がよさそう。4日連続となるが、登っておかない手はないな。銀泉台から小泉岳へ登ることに決めた。

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