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大雪山紅葉そのZ
 
高原温泉〜高原沼巡り2(おまけで緑岳中腹まで)

9月25日(月)

 ⇒  ⇒  

 行程  上士幌町⇒高原温泉⇒上士幌町
 温泉  上士幌町 ふれあいプラザ
 キャンプ場  上士幌町 航空公園キャンプ場

今日の一枚



大雪山紅葉シリーズ 2006
そのT 9月13日(水) 黒岳から御鉢平巡り 大雪山の稜線付近で見頃
そのU 9月14日(木) 銀泉台から赤岳1 稜線直下が見頃 中腹はまだ早い
そのV 9月15日(金) 姿見平から裾合平、当麻乗越、中岳 裾合平でほぼ見頃 天気イマイチ
そのW 9月16日(土) 高原温泉から緑岳〜赤岳〜銀泉台 赤岳中腹まで降りてきた
そのX 9月21日(木) 銀泉台から赤岳2 銀泉台で見頃となる
そのY 9月22日(金) 高原温泉沼巡り1 滝見沼あたりで7分 あとは時期尚早
そのZ 9月25日(月) 高原温泉沼巡り2&緑岳中腹 ほぼ見頃だが


日記


3日前の9月22日に偵察を兼ねて沼巡りに行ったが、やはりまだ早かった。そこで、2日ほど知床で時間をつぶして(羅臼岳2日連続日帰り登山))、再び今日高原沼を訪れた。ほぼ見頃というところだった。遅い沼ではまだまだしばらくは楽しめそうな感じ。
 
コースタイム  高原温泉(7:05)⇒高原沼(9:00)⇒高原温泉(10:55)


マイカー規制は昨日まで。今年は紅葉が約1週間遅れていて、ちょうど見頃というところでマイカー規制が解除になった。おかげで車で高原温泉まで行けるが、逆に高原温泉の駐車場が心配になる。6時半に高原温泉に着いたが、正規の駐車場はほぼ満タンになっていた。7時からレクチャーが始まり、それを聞いた後出発。今日は人手不足のためか、高原沼から先は立ち入り禁止となった。あちゃ〜。。。3日前に行っているからいいものの。でも、3日前に行って、高原沼から先にも見所があるということがわかっているので、くやしさも倍増だ。こればっかりは仕方ない。

土俵沼 バショウ沼
滝見沼 緑沼

高原温泉付近の紅葉もやや進んでいる。40分くらいで最初の沼に着くが、土俵沼、バショウ沼あたりはつまらない。滝見沼くらいから見ごたえが出てくるが、このあたりはまだ針葉樹が生えているので、萌えるような紅葉とはいかない。それでも3日前に比べると、だいぶ黄色が濃くなってきた。


高根ヶ原東面


鴨沼

一般のツアー客はどうやら緑沼で引き返しているようだ。たしかにここから先は標高差があるからな。でも、きれいなのはここから先。針葉樹がなくなり、ナナカマドとダケカンバの占める割合が多くなる。強烈な朝日を浴びて、色はちょっと飛び加減だ。でも、きれい・・・。


エゾ沼

エゾ沼はまあまあ。エゾ沼を過ぎてひと登りすると式部沼なのだが、沼の直前で高根ヶ原の東斜面を一望できるポイントがある。それが下の写真。一気に展望が開けるので、ここに来た瞬間は、まさに息を呑む・・・という表現がふさわしい絶景!しかし、前にも触れたが、このあたりは標高が高いほど、紅葉の進み具合は遅い。下から紅葉が始まっていくというのはどういう理由か・・・?日当たり?向き?それだけではないような・・・。


式部沼


大学沼

ビューポイントには大勢のカメラマンが溜まっている。三脚が乱立状態だ。ちょっとお邪魔し、右手だけ伸ばしてシャッターを切る。良い写真が撮れてればラッキー!レクチャーの時に、写真の人は三脚を立てて占拠しないように・・・と言っていたなあ。


高原沼へと向かう

式部沼は紅葉の具合もいいし、何よりも池と崖のバランスがいい。多分ここが一番きれいなのではないか。今日行けなかった空沼がどれほどのものか見てみたいけど。ただ、あそこには水がない。でも、開放感は抜群だ。明日にでもまた来て見たいくらいだが、明日になったら開通する保障はないので厳しいな。


ダケカンバ三兄弟

物を食えるのは緑沼と大学沼のみ。その2ヶ所は休憩できるように広いスペースがあり、ベンチもどきも置かれている。ヒグマ情報センターの係員も常駐だ。熊の観察もしているようだ。いくらきれいな場所とはいえ、一日いたら飽きるだろうな。大学沼は高根ヶ原の南部の崖が沼に映ってきれい。残念なのは紅葉する木が少ないこと。


高原沼が見えてきた


高原沼と緑岳

今日はこの先の高原沼までで終わり。コースは閉鎖されている。終点だけあって、ここは賑わっていた。うちらもここで大休止。すると、T世さんが平山の帰り、白滝グランドホテルのお風呂で会った函館の人と再会。となりの大阪からの人としばらく紅葉談義。穂高がいいか、ここがいいか・・・。結局はどっちもいいということで落ち着く。


高原沼と緑岳


高原沼はクライマックス


高原沼  お天気最高!


高根ヶ原東面

来た道を引き返すこになるが、行きに比べてだいぶ太陽が上がったので、いままで日陰だったところにも太陽が当たっている。歩く向きも逆になるので、これまた新鮮に楽しめた。ただ、帰りはツアーの団体とたくさんすれ違うようになり、スライドが面倒だった。



■緑岳の第2お花畑の先まで行ってみよう!

高原温泉から緑岳に登るルートがある。この時間から緑岳まで登るには時間が足りないが、途中のお花畑までなら1時間あまりで登れる。前回登った時は、お花畑付近はまだ色付き始めだった。染まったらきれいなのは確実。疲れはあったが、行くしかない。

コースタイム  11:15〜14:05

お花畑に至るまでは階段を含むかなりの急坂。T世さんはかなりお疲れ気味。簡単に絶景は見せてくれない。しかし、お花畑までの急坂あたりも、時々鮮やかに染まったナナカマドやダケカンバがあって、疲れを忘れさせてくれた。

急坂がだんだんと緩くなり、前方が開けると、ドカーン!と緑岳が姿を現す。これがまた広いお花畑越しに優雅に聳えているので絵になるのだ。お花畑はチングルマが主のようで、その葉っぱが赤く染まっている。お花畑の縁にはナナカマドとダケカンバの紅葉。緑岳本体も沢形に紅葉が残っていて素晴らしい。

第1お花畑から緩く一段登ると第2お花畑。さらにお花畑は続き、ハイマツ帯に上がる崖がある。その手前で引き返す。そしてまた第1お花畑に戻って大休止。ここで、今まで引っ張ってきたビールを開ける。ツマミは不要。景色だけで十分!・・・といいながらも、おなかは減っているのでお菓子を食べる。ホント、いつまででもいれそう。

午前中は沼巡りを楽しみ、午後は緑岳のお花畑を楽しみ・・・。なんて贅沢な・・・。大雪山はアプローチが短いのがお得。穂高もいいが、上高地から涸沢まで5時間かかるからなあ・・・。紅葉を楽しむなら日帰りは無理。・・・というか、もったいない。「一粒で2度おいしい」高原温泉だ。



緑岳の斜面


本日はこのへんまで


谷の紅葉も素晴らしい


緑岳


帰りの第1花畑

せっかくなので高原温泉に入りたかったが、玄関には靴の山が・・・。さすがに混んでいた。あきらめて降りることに。代替の温泉は上士幌町のふれあいプラザ。きれいなのでここも悪くはないが、老人ホームのお風呂みたい。今日もローソンのうどんを食って夕食に。

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