日記
大雪山集中紅葉山登りも第6弾となり、いよいよ高原沼巡りを残すのみとなった。情報によるとまだちょっと早いようだが、下見がてら行ってみることにした。ダメなら確実に最盛期の時に再訪だ。
コースタイム |
高原温泉(7:35)⇒高原沼(9:20)⇒高原温泉(10:45) |
前日の夕方の予報は晴れだったのに、朝起きて見てみると悪くなっていた。平地の空はだいたい晴れだが、山にはベッタリと雲が。どうやら寒気が入ってきているみたいだ。まあ下見なので・・・。7時のバスに乗った。朝早い時間のバスは、始発をのぞいてガラガラなのは、これまでの経験で実証済み。おかげで朝は余裕でゆっくりできるのでありがたい。

土俵沼 ショボ目

バショウ沼 まだ序の口
高原温泉に着く。まずはヒグマ情報センターにてレクチャーを受ける。でないと入山できないのだ。高原沼への入り口は、ヒグマ情報センターの中からでないと入れない。休憩場所jも決められているし、ガスったりヒグマの出没情報があったりすると、途中で通行止めになることもあるようだ。

滝見沼 まだ時期尚早らしい

緑沼 ここももう少し
天気は東の空は明るいが、西は大雪を越えてくる寒気の雲がいっぱい。その寒気の雲があふれ出すと、高原温泉あたりにも雨が届いてくる。東の空に青空が出た時には、たまーにだが日が差した。日が差すと紅葉が映えて、普段の倍の明るさになる。ずっととは言わないが、時々でも日が差してもらいたいもんだ。

湯ノ沼 紅葉はこれからか・・・?

鴨沼 ここもまだ色付き始め
肝心の紅葉の方は、まだ染まってないナナカマドが多く、黄色のカンバ系もまだまだこれから。色付きの早い遅いは標高だけではないようで、下のほうにある滝見沼や緑沼は割合色付きが早い。対して標高の高い大学沼や高原沼などは、まだ3分程度なのではないか。

エゾ沼 ここもまだまだ・・・

エゾ沼

高根ヶ原東斜面

式部沼 これで6分くらい

大学沼 見頃はまだまだ・・・
高原沼が一番高いところにあり、そこから徐々に下がっていく。最後の沼は空沼。ここは夏の早い時期は水が満々とあるらしいが、秋の今はほとんど干上がっている。ただ、この頃から日の差す時間がでてきて、明るさが増してくる。この調子だ!と思っていたら、沼が終わってしょーもない道に。そして大粒の雨が降り始めてきた。やれやれ・・・カッパ着るか。

回り込むように高原沼へと向かう

高原沼 まだ色付いてない

右奥は緑岳

振り返ると高根ヶ原の断崖

空沼の縁
空沼から少しのところで見どころは終わる。そのまま右回りで高原温泉に戻った方が早いが、楽しむならそこから引き返して、きれいな景色を2度見るというプランがいいのでは。再訪ほ際はそうしよう。

秋になると干上がる空沼
今日天気が良ければ、沼巡りのあとに、緑岳の中腹まで登るつもりにしていた。しかし、こんな天気・・・。やめてそのまま下山バスに乗った。沼の最盛期にはあと2,3日かかりそうだし、明日は土曜日。さすがに週末は避けたい。かといって、もうこのあたりには登る山は残っていない。そこで、まだ残っている羅臼岳に登ることにした。お昼前に下山できたのは幸い。ここから約230キロ走って羅臼入り。
羅臼温泉のキャンプ場は9月の平日ということを考えると、けっこうな入り込み。さすがに世界遺産知床だ。斜里からウトロにかけての国道も交通量が多かった。その大半がレンタカーと思われる車。本州からのお客さんが多いってことだ。羅臼岳は百名山。ただでさえ人気があるし、しかも明日は土曜日。混雑を考えて、羅臼側から登る予定。ウトロ側からは登ったことあるし。問題は天気・・・。
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