日記
この紅葉シーズンの赤岳は今日で3回目。過去2回の記事は⇒9月14日 9月16日 懲りずに3度目となったのは、過去2回はお日様が差してなく、映えがイマイチだったから。紅葉の進み具合を見に行くのも楽しみだし。1回目は稜線付近で盛り、2回目は中腹の一番きれいなところが盛り、今回は銀泉台から第2雪渓上あたりまでが盛りであった。2回目が晴れたら一番きれいだったろうに・・・。こればっかりは・・・。
コースタイム |
銀泉台(8:05)⇒赤岳(10:00)⇒銀泉台(11:25) |
今日も東川町のキトウシから100キロ走って、シャトルバスの駐車場である大雪レイクサイトへ。前回は朝一のバスに乗ったが、結構な混み具合。そこで今日は慌てずに2便目以降のバスに照準を合わせた。案の定バスは空いていた。駐車場も場所さえ気にしなければ、なくなってしまうことはなさそう。


昨日、台風13号が旭川付近を通過。そして今日は台風一過の晴天。空は台風一過だが、風はしぶとく吹いていた。銀泉台あたりでも風が強い。雲の速さから見ても稜線はビュービューの気配。赤岳〜小泉岳〜緑岳〜高原温泉と縦走する予定だが、どうなることやら。銀泉台の横の斜面がマッカッカに染まっていた。今日は青空なのでよく映える。

早くから紅葉していた木は、下のほうでももうくすんだ色に変わっていたり、散ってしまっている。そのかわりに、遅れて紅葉し始めたナナカマドがちょうど見頃となっている。また、5日前には全く色付いてなかったダケカンバが黄葉し始めてきた。この前まではナナカマドの赤とハイマツの緑だけだったが、今日はダケカンバの黄色も加わって、一味違う明るい雰囲気に包まれていた。

見頃の第3雪渓下はカメラマンさんの場所取りが熾烈。その間に片手でカメラを差し出して、ペッとシャッターを切る。舐めたような写真の撮り方だが、いつもそう。だからいつもピンボケ気味だ。横着もんだから仕方ない。両手を使うのは暗い時と風が強い時くらいかな。第3雪渓から上のナナカマドはもう既に冬支度。

いつもなら大賑わいの赤岳山頂広場。ところが今日はほとんど人影なし。というのも、稜線は強風が吹き荒れていた。それは予想がついていたので、山頂に着く前の風の穏やかなところで予め休憩しておいた。
さてと、カッパを着て、手袋はめて・・・。赤岳から小泉岳を目指す。・・が、1分もしないうちに引き返すことになってしまった。T世さん強風に歩行不能となってしまったのだ。まあ、こんな風の日に無理して吹きさらしの稜線を歩いても仕方ない。緑岳までの間は、岩陰ひとつないからな。

そんなわけで、また来た道をもどることとなる。これで今回の北海道、赤岳から銀泉台に下るのは4回目。しょーもない道ならいい加減飽きるが、ここは紅葉の時期でなくても気持ちのよい道。普通は下山は苦痛だけど、ここは全く苦痛を感じない。11時半のバスにギリギリ間に合った。

温泉は層雲峡の朝陽亭。もう黒岳の湯は卒業。同じ金額でレベルの差は歴然。そして、キトウシへ早めの帰宅。残りのDVDを見た後、返却に行き、ついでに惣菜を買ってきて夕食にした。今日は冷え込みが早い。明日は高原温泉から沼巡り。今日のところは6分の紅葉とのことだが、きっと7分くらいまでは進んでいてくれているだろう。
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